決済に関する業務は多くの手間がかかることから、担当者には心身ともに大きな負担となってしまいます。万が一間違いがあった場合には取引先や顧客に損害を与えてしまいかねないことから、絶対に間違えてはならない業務です。また、信頼できる取引先や顧客であっても、何らかの事情で支払いが滞ってしまうケースもあります。その場合は請求をすることになりますが、それまでの信頼関係があるからこそ行うのが躊躇される場合があります。
そんな時に便利なのが決済代行サービスで、煩雑な業務を任せられるのはもちろんのこと、取引先や顧客に請求を行う場合も第三者の代行業者が間に入ることでスムースに行えるようになります。そんな決済代行サービスを申し込んだ際には、事前に与信が行われます。与信では申し込みをした企業の資金や支払い能力が審査され、万が一取引先や顧客の支払いが滞った場合でもそれに耐えられるだけの体制にあるのかを判定されるのはもちろんのこと、コンプライアンスやコーポレートガバナンスを遵守し、健全な経営が行われている企業であることも求められます。また、与信では決済代行サービスの運用実績も対象となり、過去にサービスを利用した実績があり、手続きをスムースに行えていた場合は優遇される場合もあります。
厳格に行われる与信ではあるもののあまりにも大きく構える必要はなく、健全な経営を行ってきた大半の企業は問題なく審査をクリアし、サービスが利用できるようになります。